QIAGEN logo

RNA Kit Tech Point

テクニカルサポートチームが考えるRNA精製キットのポイント


よく頂くご質問 回答
サンプルを増やしたのに収量が上がらないです。 カラムのメンブレンに結合できる核酸の量には限りがあります。サンプルを分けて複数のカラムで処理することをお勧めします。
Buffer RLTに沈殿物がある場合どうしたらいいですか。 温めて沈殿物を溶かし、室温に戻した後にご使用ください。
カラムが目詰まりした。 スタートサンプル量が多すぎるか、破砕やホモジェナイズが不十分である可能性があります。
数年前に購入した古いキットを使ってよいですか。 弊社を出荷後9か月間を品質保証期間として設定しています。それを過ぎると、パフォーマンスに影響を及ぼす可能性がございます。
A230の値が高い時はどうしたらいいですか。 RNA溶液にグアニジン塩が残存している可能性が高いです。Buffer RPEでの洗浄により、グアニジン塩はカラムから除去されます。
Buffer、サンプルライセートにエタノールを加えるのを忘れてしまった場合、どのような影響がありますか。 核酸がカラムに結合しにくくなります。
エタノールのグレードの指定はありますか。 分子生物学グレードをお使いください。
Buffer RLTにB-Mercaptoethanolを加えるのを忘れてしまった場合、どのような影響がありますか。 RNAが分解されるリスクが高まります。
Buffer RLTにB-Mercaptoethanolを加えて、数か月放置した場合、どのような影響がありますか。 室温で1ヶ月間は安定ですが、それを過ぎてしまった場合は追加のB-Mercaptoethanolを加えてください。
micro RNAがまったく回収できなかったのですが、何が問題でしょうか。 適切なキット(例:miRNeasy)を選択されているでしょうか。短いRNAの抽出に適したキットとそうでないキットがございます。
RNAlaterは販売中止になりましたか? RNAprotect Tissue Reagentという名称に変更されました。組成、型番、使用方法に変更はございません。
抽出したRNAはどの条件でどのくらい保存できますか。 冷凍で1年間です。
キットが多くてどれを買ったらよいかわからないです。 最適な結果を得るためにはサンプルの種類に応じたキットを選択していただく必要がございます。選択ガイドをご参照ください。