QIAseq FastSelectは、ヒトとバクテリアが混在しているサンプルからの高品質なRNA-seqを実現
本ビデオでは、Van Andel InstituteのゲノミクスコアディレクターであるMarie Adams博士による “QIAseq FastSelectを使用することで、ヒトと細菌の混合サンプルから如何に効率的なRNA-seqを実現し、共発現トランスクリプトーム解析ができるか” についての経験をご紹介します。
FastSelectはがん研究の促進に貢献

「QIAseq FastSelectは、私のRNA-seqプロジェクトにおいて驚くべき効果をもたらした製品でした。 実験に使用したサンプルのRNAは、分解され、ほとんど使用不可能な状態でしたが、QIAseq FastSelectは、そのようなサンプルからでも、確実にrRNAを除去し、シークエンシング用ライブラリーの品質を改善してくれました。」
“QIAseq
FastSelect has been phenomenal with the RNA sequencing in my project. The RNA
was degraded and almost unusable, but QIAseq FastSelect really removes the
ribosomal RNA in these degraded samples and has improved our sequencing
libraries.”
Brandon Mistretta, University of Houston’s Department of Biology and Biochemistry
Houston大学のがん研究者は、FFPEサンプルのRNA分解に関する課題に日常的に直面していました。さらに、収量が悪いサンプルでrRNAやグロビンmRNAなどの不要なRNAが混在していると、問題は複雑になります。 QIAseq FastSelectを使うことで、BRANDON博士たちがFFPE サンプル由来のRNAからいかに有用なRNA-seqデータを取得できたかを、ぜひご確認ください。
QIAseq FastSelectは、分解しているFFPE RNAからでもRNA-seqライブラリーの構築が可能

「質の悪いサンプルからこれほど簡単に結果を得られるとは驚きです。私たちの想像をはるかに超えていました。」
Dr. Fabienne Desmots-Loyer, Hematology researcher, CHU – Hospital Pontchaillou, Rennes, France
FFPEサンプル由来のRNAは、一般的に分解されておりかつ十分な収量が得られないことがあるため、解析に使用するには困難な場合があります。Rennes病院のFabienne Desmots-Loyer博士らは、2つのコマーシャルラボで品質と収量の低さから解析が困難と判定されたFFPEサンプル由来のRNA-seqに挑戦しました。その結果、QIAseq FastSelectを使用することで、高品質ライブラリーを調製することができましたので紹介します。ぜひご確認ください。