
演者: 公立陶生病院 感染症内科 医長、感染制御部 主幹 武藤 義和 先生
内容: 2020年は新型コロナウイルス感染症の流行により、日本においてもこれまでの医療体制が大きく変更された年でした。その中において新型コロナウイルス感染症以外の呼吸器感染症について見落とされてきた部分であったり、医療体制が縮小された部分がありました。本セミナーでは結核にも焦点をあて、今一度現状を見直す機会にしたいと考えます。新型コロナウイルス感染症とは違い結核は発症までの期間が長い呼吸器感染症です。特に重要な潜在性結核感染症スクリーニングについて、新しいQFT® Plusの使用経験も交えながら解説したいと考えます。
演者: 一般財団法人大阪府結核予防会 大阪複十字病院 副院長 松本 智成 先生
内容: 本邦本邦では新型コロナ感染症の治療薬として、2021年4月にバリシチニブが7月には抗体カクテルが承認されました。特に重症患者に用いるステロイドやJAK阻害薬は使用上の注意として各種感染症の合併があります。今回は結核に焦点をあて、COVID-19の治療でこれら薬剤を使用する際の結核発症リスク、またQFT Plusを用いた事前のスクリーニングおよび注意点などについて、疫学情報や自施設における経験則も交えて解説いたします。
演題1:インターフェロンγ遊離試験使用指針2021 解説
演題2:添付文書、各種指針、ガイドライン等に基づいたIGRA使用と診療の実践
演者1: 公益財団法人結核予防会結核研究所名誉所長 森 亨 先生
演者2: 一般財団法人大阪結核予防会大阪複十字病院副院長 松本 智成 先生
内容:先般インターフェロンγ遊離試験使用指針が7年ぶりに改訂されました。本講演ではその内容について解説いたします。また2021年はCOVID-19感染拡大の中、治療薬としてJAK阻害剤が承認され、これまで膠原病領域のみで使用されてきた薬剤が広く知られることになりました。そういった背景を踏まえ、各添付文書、ガイドライン、指針などのIGRA検査の取り扱いと診療について改めてご説明し、各科先生方の診療にお役に立てればと考えております。
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